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愛酒の日が8月24日になった由来は?詩人の若山牧水と深い関係が!

愛酒の日 8月24日 意味 由来

 

みなさんは「愛酒の日」という日があることを知っていますか?

お酒がすきという人は聞いたことのある日かもしれません。

 

今回この「愛酒の日」についてと、お酒に関するエピソードやおすすめのお酒などをまとめていきます。

ぜひ、最後まで見てみてくださいね!

 

「愛酒の日」とは?

愛酒の日は8月24日に制定されています。

夏真っ只中の8月24日がなぜ記念日として制定されたのかということを詳しく紹介していきます。

 

由来・意味

なぜこの日が愛酒の日となったのかというと、詩人の若山牧水が相当なお酒好きだったということが関係しています。

そのため、お酒好きの彼の誕生日である8月24日を「愛酒の日」ということになりました。

 

若山牧水のお酒にまつわるエピソード

愛酒の日の代表といっても過言ではない若山牧水のお酒エピソードをまとめていきます。

なんと牧水は、一日一升の酒を飲んでいたといわれています。

 

そして43歳という若さで亡くなるのですが、その主な死因となったのは肝硬変でした。

真夏に亡くなったのに、しばらく経っても死体から腐臭がしなかったということから「生きたままアルコール漬けになったのでは」と医師を驚嘆させたという話も残っているのです。

 

このように牧水がお酒をすきになりアルコール漬けになったという話にはある女性が関わっていました。

それが園田小枝子でした。牧水は小枝子に恋をして結ばれました。しかし小枝子は人妻だったため結婚することができませんでした。

しかし、ふたりのことを引き裂いて離婚させて自分が結婚しようという考えにはならず、ふたりは別れることになったそうです。

 

そこから小枝子を失ったことによりお酒に溺れるようになっていきます。

この出来事が牧水とお酒をつなげるものになったと言われています。

その後牧水は喜志子に「私を助けてください」と求婚して、手紙を何度も送り猛アタックをしてふたりは結ばれ結婚しています。

牧水は旅をよくする人でしたが毎回旅先から喜志子に手紙を出していたという素敵なエピソードも残されています。

 

そして牧水は、酒の歌も詠んでいました。

その中でも有名な一句としては、

「白玉の 歯にしみとほる 秋の夜の 酒はしづかに 飲むべかりけり」

ここで言われている白玉というのは、おしるこなどに入っている白玉ではなく極上のお酒のひとつぶを指しているのではと言われています。

この若山牧水という人はお酒だけでなく、お酒と同じくらい自然を愛していた人でした。

 

【若山牧水とは】

酒を愛し、旅を愛し、自然を愛した歌人が若山牧水です。

何度も訪れる苦しい出来事にに悩み苦しみながらも、その生涯を文学に捧げ、多くの優れた作品を世に残しました。

自然主義文学と呼ばれた牧水の歌が今もなお多くの人々に親しまれています。

 

そして牧水の作品の根底には常にふるさとへの強い思いとあこがれがあったと言われています。

今でも牧水の生誕地 宮崎県日向市東郷町や全国ゆかりの地では、毎年さまざまなイベントが行われており、時代や世代を越えて今もなお多くのファンを魅了し、愛され続けています。

この若山牧水ゆかりの地というものは日本全国に沢山あるのでゆかりの地めぐりをしてみるのも楽しいかもしれません。

 

「愛酒の日」に飲みたい日本酒三選

続いて、この愛酒の日に飲みたい日本酒を3つ詳しく紹介していきます。

今年の8月24日はこれらのお酒を飲んで、ゆっくりと過ごしませんか?

 

「大吟醸 向洋」

まず1つ目は、「大吟醸 向洋」という日本酒です。

どのようなお酒なのかということを紹介していきます。

 

【大吟醸 向洋】

伝え磨かれた技にて、酒造りの思いを込め丹念に醸した吟醸酒です。

酒造好適米山田錦を40%以下になるまで磨き、じっくりと低温で仕込みました。

吟醸酒がいだくフルーティーで華やかな香り、すっきりとした淡麗な味をお愉しみいただける辛口の酒です。

 

アルコール度数:16度

原料米:県産米 精米歩合:40%

 

○飲み方のおすすめ
・ロック
・冷
・常温

 

「白隠正宗 純米大吟醸 生酛 誉富士」

2つ目は「白隠正宗 純米大吟醸 生酛 誉富士」という日本酒になります。

 

【白隠正宗 純米大吟醸 生酛 誉富士】

甘みはは抑えられ、程良いコクと酸がじんわりとのびていきます。

その程良さは“豆っぽいコク”と表現したくなる、主張しすぎずでもしっかりと存在する心地よさです。

最高峰のランクのお酒で香りも優しいそうです。

 

そして穏やかな香り、口に含むと生酛らしいコクと酸味の調和の取れた味わいが口に広がっていきます。

鼻を抜ける酸が感じられて、骨太でぶれない酒質になっています。

 

原料米:誉富士

精米歩合:65% 製造元:高嶋酒造・静岡

 

○飲み方のおすすめ

・やや冷えた温度からぬる目の燗酒

 

「武甲正宗 大吟醸 あさぎ」

最後に「武甲正宗 大吟醸 あさぎ」について紹介していきます。

この武甲正宗 大吟醸 あさぎは埼玉県秩父市の日本酒になっています。

 

このお酒は通販などで購入することはできず、秩父市のふるさと納税のお礼としてもらうことのできるお酒になっています。

秩父市のサイトから1万円の寄付をすることで特典としてもらうこともできます。

特別限定品とされているので、お酒好きの方はぜひふるさと納税で寄付してゲットしてみてくださいね!

 

さいごに

今回は8月24日の愛酒の日について紹介していきました。

この日に制定された理由はお酒好きの詩人なら来ていたということに驚いたのではないでしょうか?

 

おすすめの日本酒についても紹介していったので8月24日はおうちでゆっくりお酒を飲んで過ごしましょう!

 

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