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グリーンカーテンの効果は?おすすめの植物や設置時の注意点を紹介!

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暑い時期になると、家にグリーンカーテンを作っている家庭をよく見かけませんか?

小学校などでもよくしていたと思います。

その、グリーンカーテンとは何なのかということやどのような植物を使うのがよいのかなどをまとめていくのでぜひ見てください。

 

 

グリ-ンカ-テンとは?

まずはグリーンカーテンとは何かということをまとめていきます。

【グリーンカーテン】

別名「緑のカーテン」とも呼ばれています。

ベランダなどにツル性の植物を植えて、窓の外側にネットをはり、ツルを絡ませることでカーテンのように窓をおおうことをいいます。

小学校などで見る機会が多かったのではないかと思います。

 

 

グリ-ンカ-テンにおすすめの植物

グリーンカーテンにするにはどのような植物が向いているのかを紹介していきます。

何個か紹介していくので、その中からこれがすきだなぁというものがあればぜひチェックしてくださいね!

・あさがお

あさがおには「日本朝顔」「西洋朝顔」の2種類があります。

この2つのあさがおについて簡単に紹介します。

「日本朝顔」は草の丈ががあまり伸びず、葉が密になりにくいという性質なので、緑のカーテンにはあまり向かないです。

しかし「西洋朝顔」は草の丈がよく伸び、大きな葉っぱがよく茂ってくれるので、はじめて緑のカーテンに挑戦するぞ!という方は西洋朝顔で挑戦してみてください。

 

・ゴーヤ

ゴーヤはグリーンカーテンとしての効果を特に期待ができます。

そして、できた実を食べることができることでなくま害虫が発生しにくいというメリットもあります。

ほどよく影を作ってくれるため、しっかりとした影というよりは柔らかいカーテンになります。

 

・ヘチマ

ヘチマは成長が早いため、順調に育てば、3ヶ月程度で5m以上の高さになります。

そして、ヘチマは葉が大きく茎も太いのでしっかりと影を作ることができるといわれています。

 

・フウセンカズラ

フウセンカズラは、7〜9月に小さな白い花が咲きます。

巻きひげでからみつきながらぐんぐんと育ってくれるので、グリーンカーテンに最適です。紙風船のような袋状の実をつけます。

 

 

グリ-ンカ-テンの効果は?

グリーンカーテンをすることで得られる効果は思っているよりもたくさんあるんです。

メリット・デメリットすべて紹介していきます。

 

メリット

まずはメリットから紹介していきます。

①日差しをさえぎってくれて部屋が涼しくなる

グリーンカーテンによってたくさんの葉が、普段窓から入ってくる直射日光をさえぎってくれます。

そのため、室内の温度上昇を防ぐことができるので涼しく快適に過ごすことができます。

そして、建物の壁などに熱がこもらないのでヒートアイランド現象も緩和されます。

 

②葉っぱから蒸発する水分が周りの温度を下げてくれる

植物が根っこから吸った水分を葉っぱからから蒸発させることで周りの熱を奪ってくれます。

そしてその水蒸気を含んでいる涼しい風を窓をかけてを室内に取り込むことで、エアコンなどを使うことをおさえることができます。

省エネにつながるので環境にもすごくいいんです。

 

③花はもちろん実までも楽しむことができる

あさがおなどの花はもちろんですが、ゴーヤやインゲンなどは実がなるため、グリーンカーテンから収穫した実を料理して食べることができます。

このように、環境にも優しく自然の涼しさで夏を過ごすことができる上に調理して食べることができるのでメリットだらけです。

 

デメリット

続いて、デメリットについて紹介していきます。

・成長するまでに時間がかかる

・ベランダのスペースが狭くなる

・虫がやってくる

といったデメリットをはじめ、植物が枯れる時期になってくると後片付けに追われることもあります。

しっかりとこのようなデメリットを理解した上でグリーンカーテンをしてみることをオススメします。

 

 

グリーンカーテンを設置時の注意点

グリーンカーテンを設置する際に気をつけなければいけないことをまとめていきます。

①妊娠中は避ける

妊娠中に土をいじる作業をすることでトキソプラズマ感染してしまう恐れがあります。

そのため妊娠中にグリーンカーテンを始めることは避けた方がいいといわれています。

 

②育つのに時間がかかる

地方によって育つのにかかる時間は異なりますが、特に北の地方では育て始める時期や成長速度どちらも遅くなってしまいます。

元から葉がカーテン状に広がっているというわけではないので、育つのには時間がかかってしまうということを頭に入れておいた方がいいです。

 

③場所をとってしまうことを理解する

地面で育てるか、プランターで育てるかでも場所をとるかは変わってきます。

しかし、ベランダでプランターで育てるとなると栽培している側の窓・プランターを置く場所は洗濯物を干すことができません。

植物のつるがネットにしっかりと巻かれてしまうので一度巻きつくと固定されてしまうので場所もしっかりと考えてから設置しましょう。

 

④水やりが頻繁にある

ある程度育ってくると、水やりが頻繁になってしまいます。

特にゴーヤなどの実がなるものは朝・夕方と1日2回の水やりになってしまうので忙しい方には少し難しいかもしれません。

 

⑤掃除が大変

先程、デメリットのところで後片付けが大変といいましたが後片付けだけでなく掃除も大変なんです。

ある程度伸びてくると葉っぱが落ちてきたり花が落ちてきたりしますよね。

ベランダでのグリーンカーテンだと特に掃除が大変です。

そして後片付けとなるとツルがしっかりと巻きついていたりして取れません。

網戸などにも絡まってしまうということもあるんだそうです。

そのため葉っぱが枯れてぽろっと落ちるくらいまで待ってから片付けるという方法が簡単でおすすめです。

 

もし、こんなの大変過ぎる!難しい!と思った方は"人工グリーンカーテン"というものがオススメです。

本物のように効果は感じられませんが、日差しを遮るという方法はしっかりと守ってくれます。

 

 

さいごに

今回はグリーンカーテンについてまとめていきました。

今年の夏も猛暑になるといわれており、最近は地球温暖化が進行して環境問題が悪化しているともいわれています。

グリーンカーテンをすることで冷房機器を使用しないということにつながれば地球を救うということにもつながっていきます。

ぜひ、今年はグリーンカーテンに挑戦してみてくださいね。

 

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