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アイスには4種類ある!それぞれの違いや子どもにおすすめのアイスは?

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アイスには、4種類の名称があることをご存知でしたか?

実は、アイスは同じように見えても乳成分の量によって名前が違ってくるんです。

今回は、アイス4種類の違いについて、各種4種類の代表的なアイス、アイスの保存方法や、子供に食べさせるならどんなアイスがいいのかをまとめました。

 

 

アイス4種類の違いは?

一括りにアイスと言ってしまいがちですが、実は先ほど述べたようにアイスは、乳成分の量によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4種類に分けられます。

パッケージの原材料表示欄に「種類別」として記載されているんです。

今回は、アイスの4種類の違いと代表的なアイスをご紹介します。

 

アイスクリ-ム

まず、アイスクリームは乳固形分15.0%位以上、うち乳脂肪8.0%以上含まれているものを指します。

「食品衛生法に基づく厚労省の乳及び乳製品成分規格に関する省令」によってアイスクリーム類に分類されます。

乳固形分とは、乳製品の中の水分以外の部分のことで、無脂乳固形分と乳脂肪分があります。

乳脂肪分は、乳固形分に含まれる脂肪分のことで、バターやクリームになる成分を指します。

アイスクリームは、4種類のアイスの中でも乳固形分と乳脂肪分が一番多く含まれており、ミルクの風味が一番強く感じられる濃厚なアイスです。

アイスクリームには、消化吸収に良いとされるミルクカルシウムが含まれています。

乳脂肪分8.0%のアイスクリーム100gで、成人1人あたりが1日に摂ると良いと言われるカルシウム量(男性:650~800mg/日/女性:650 mg/日)の、約15%〜20%が摂れるんだそうです。

代表的なアイスクリームをご紹介します。

「ハーゲンダッツ バニラ」は、乳脂肪分15.0%以上含まれています。

「プレミアムアイス 大山牧場バニラ」は、乳脂肪分13.0%以上含まれています。

「森永乳業 パルム」や「森永乳業 MOWバニラ」や「グリコ 牧場しぼりバニラ」は、乳脂肪分8.0%以上含まれています。

乳脂肪分が多いほど、より濃厚でコクのある味わいになっています。

 

アイスミルク

アイスミルクは、乳固形分が10.0%以上、うち乳脂肪分が3.0%位上のものを指します。

こちらも「食品衛生法に基づく厚労省の乳及び乳製品成分規格に関する省令」によってアイスミルク類に分類されます。

アイスミルクは濃厚なのに、アイスクリームよりはややさっぱりとした後味が特徴です。

代表的なアイスミルクの商品をご紹介します。

「グリコ ジャイアントコーン」は、乳脂肪分3.0%位上含まれています。

「ロッテアイス 雪見だいふく」も、乳脂肪分3.0%以上含まれています。

 

ラクトアイス

ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上、乳脂肪分の基準はありません。

こちらも「食品衛生法に基づく厚労省の乳及び乳製品成分規格に関する省令」によってラクトアイス類に分類されます。

ラクトアイスは、口当たりがさっぱりとして、シャリシャリとした食感が楽しめるのが特徴です。

代表的なラクトアイスの商品をご紹介します。

「明治 エッセルスーパーカップ 超バニラ」は、乳固形分8.5%含まれています。

「ロッテアイス クーリッシュバニラ」は、乳固形分5.0%含まれています。

ラクトアイスは、シャリシャリ感の楽しめるアイスで、暑い夏の日にさっぱりと食べられるものが多くあります。

また、比較的安価に買えるものが多いのも魅力です。

ただ、ミルク感を補うために植物油脂が多く使われ、高カロリーなものもあるそうなので注意が必要ですね。

 

氷菓

氷菓は、乳固形分3.0未満のアイスを指します。

こちらは、食品、添加物の規格基準によって氷菓に分類されます。

乳固形分がほとんどなく、果汁を凍らせたシャーベットやかき氷などが氷菓にあたります。

代表的な氷菓の商品をご紹介します。

「フタバ食品 サクレ」や「赤城乳業 ガリガリ君」などがあります。

氷菓はキーンとした冷たさが特徴的なアイスですね。

 

 

子どもに食べさせるならどのアイスがいい?

アイスは、種類によってトランス脂肪酸、異性化液糖などの添加物が含まれているものがあります。

トランス脂肪酸は、ラクトアイスが100gあたり0.008g~0.271g、アイスミルクが100gあたり0.138g~0.279g、アイスクリームが100gあたり0.279~0.598g含まれています。

トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増加させる働きがあるとされ、心臓病などのリスクを高める恐れがあります。

また、トランス脂肪酸の摂取により活性酸素の生成が促され、老化の原因となり、ガンなどを誘発する危険性もあると言われています。

また、ラクトアイスは、植物性油脂が多く含まれています。

ただ植物性油脂だけではアイスクリームのようにはならないので、さまざまな添加物を使用してアイスクリーム風に仕立てているのです。

このようにアイスにも多く摂取しすぎると危険なものもあります。

子供はアイスを食べない方がいいの?と思った方もいるかもしれませんが、子供にもおすすめなアイスがあります。

それは、ヨーグルトや豆乳を使ったアイスです。

健康に気をつけてアイスを食べましょう。

 

 

アイスの保存方法

アイスには賞味期限がありません。

しかし、保存方法によっては味が劣化してしまうことがあります。

アイスクリームの保管にとって最も重要な点は、温度管理です。

-20℃以下で保管するのが良いとされています。

しかし、-20℃以下の機能があっても開閉が激しい冷凍庫は、温度が維持出来ず、長期保存した場合など劣化してしまう可能性もあります。

また、空気に触れる事、乾燥から起こる冷凍焼け、酸化によりアイスの味の劣化が起こる場合もあります。

例えば、食べかけのアイスは表面に凹凸が出来る為、空気に触れる面積が大きくなり、劣化し易い状態になります。

これを防ぐ方法としては、表面を極力平らにしラップをアイスクリームに直接かぶせて密着させる事が良いでしょう。

更にフタをした容器ごと、ビニール袋に入れて保管すれば乾燥から守ることができます。

 

 

さいごに

アイスには、乳成分の量によって、アイスクリーム、アイスミルク、ラクトアイス、氷菓の4種類に分けられることがわかりました。

アイスクリームは、乳固形分15.0%以上、うち乳脂肪分8.0%以上で、濃厚でコクのある味わいが特徴です。

アイスミルクは、乳固形分10.0%以上、うち乳脂肪分3.0%以上で、濃厚ではあるが、さっぱりとした味わいが特徴です。

ラクトアイスは、乳固形分3.0%以上で、シャリシャリ感が楽しめるのが特徴です。

氷菓は果汁を凍らせたものなどが多く、キーンとした冷たさが特徴でした。

また、アイスは賞味期限はありませんが、保存方法によっては味が劣化してしまう恐れがあることがわかりました。

さらに、アイスにはトランス脂肪酸や添加物が含まれているものもあることがわかりました。

子供に食べさせるときには、注意が必要です。

保存方法をしっかり守り、使用されている成分を確認し、美味しくアイスを食べたいですね。

 

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