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打ち水の正しいやり方と注意点は?マンションのベランダでも効果が!

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みなさんは打ち水というものをしっていますか?

よく夏に外を歩いていると地面に向かって水をまいている人を見たことがあると思います。それをしているのには理由があるんです。

そんな「打ち水」というものについて詳しくまとめていきます。

 

 

打ち水の歴史

まずは打ち水の歴史について紹介していきます。

打ち水が日本の歴史に登場したのは「茶の湯」と大きなかかわりがあるといわれています。

茶の湯というものは、戦国から安土桃山時代に生まれました。

その茶の湯の前に打ち水がされていたといたそうです。しかし、この頃は礼儀作法として行われたものだったので、一般の人が行っていたものではなかったのです。

打ち水が本格的に広まり始めたのは江戸時代に入ってからでした。

江戸時代になると、打ち水の俳句が詠まれるようにもなりました。打ち水の様子が描かれた浮世絵も残っています。

このようなものが残されていることから、打ち水は江戸時から庶民の間でもされるようになったと言われています。

現在と少し違う目的は、涼をとることにプラスして、コンクリートがなかった時代の道の土埃が舞わないようにしたり、客を招くときに玄関先や道に水を撒くことで、お清めしているという意味もあったそうです。

打ち水にはこのような歴史がありました。

 

 

打ち水に期待できる効果

続いて、打ち水をすることで期待できる効果を紹介していきます。

・温度低下
・そよ風効果
・電気代節約

の3つをピックアップしてそれぞれについて詳しく紹介していくのでぜひ見てみてください!

 

温度低下

まずは、温度低下の効果について紹介していきます。

打ち水をすると、気化熱によって地面の熱が大気中に逃げていってくれます。

※気化熱:水が気体になるときに周囲から吸収する熱のこと

入浴後に「濡れた体のままいると風邪をひいてしまう」とよくお母さんに言われていませんでしたか?これも気化熱によって体から熱が奪われることが原因なんです。打ち水と同じ原理になっています。

調査によると、気温は変わらなくても打ち水をすることで体感温度が約1.5℃涼しく感じられるという結果がでています。

打ち水大作戦イベント会場で、晴れた日の12~13時台に一斉打ち水をしたところ1~2℃の気温低下が観測されたのです。

温度が低下するため、私たちの体感温度も涼しく感じさせてくれます。

 

そよ風効果

なんと打ち水は風も発生させるんです。この"その風効果"についてまとめていきます。

打ち水を行った場所は、水蒸気によって一時的に気圧が上がるようになっていますが、打ち水を行っていない場所の気圧はそのままになっています。

空気は気圧の高い方から低い方に向かって流れていくため、この気圧の上がっている方とそのままの方の自然なそよ風が発生してくれます。

そして、体感的な涼しさを誘発してくれます。五感は、水に触れることで刺激されそれだけで涼しい気持ちになります。そのため打ち水をするときは浴衣をきたり、風鈴をつけてみたりすると涼しさが増してくれます。

 

電気代節約

打ち水をすることで涼しさを感じることができ、冷房や扇風機を普段よりも使わなくなるという効果もあります。

そして室外機に打ち水をすることで消費電力も減らしてくれるため電気代節約へと繋がっていきます。

電気代だけでなく、お米の研ぎ汁・お風呂の残り湯・ためておいた雨水などをしようすることで水道代も節約しながら電気代を節約することができるという一石二鳥になります。

 

 

打ち水の正しいやり方と注意点

打ち水のやり方として注意すべき点を紹介します。

「ひなたの熱い地面には打ち水をしない」ということが一番重要になっていきます。

ひなたにしてしまうと、水がすぐに蒸発して打ち水の効果が少ないだけではなく、ただ湿度が上がるだけになってしまいます。

そのため、涼しくするためにした打ち水が逆効果になってしまうのです。

打ち水は、基本的に日影にしていきます。

もしベランダにしたいけど日陰がないというときや、家の周りに日影がなかなかできないというときは、すのこやグリーンカーテンで日陰を作ってから打ち水をするといいです。

この注意点だけは守って打ち水をしてみてくださいね!

 

 

マンションのベランダでも効果あり

「打ち水」はマンションのベランダにするということもおすすめされています。

ベランダの多くは表面がコンクリートで作られており、熱がたまりやすくなっています。コンクリートなどは"ヒートアイランド現象"を引き起こします。

マンションやアパートなどの集合住宅の場合は、ベランダの熱気により、室内に入ってくる空気の温度が上がります。

しかし、ベランダに打ち水をすると、室内の気温を下げることができるんです。

また、上でも少し説明しましたが、ベランダにエアコンの室外機があるという家庭だと、室外機への打ち水をすると冷房の消費電力が減るという効果が得られます。

 

おすすめ時間帯は?

打ち水を行う時間帯としてオススメなのは、気温が上がっていない朝や気温が下がり始める夕方です。

朝方の打ち水により、午前中のエアコンの使用頻度を下げることができます。

そして夕方の打ち水は夜の暑さを和らげてくれます。

打ち水におすすめの時間帯である朝と夕方は、植物の水やり時間と同じなので、もし植物を育てているという人は水やりと同じ時間に打ち水をするといいです。

植物には周囲の気温を下げる効果や、気温が上がりにくくなるという効果がたるので暑さ対策としてベランダで植物を育てるということとおすすめです。

 

生活用水の再利用を

この打ち水には水道水をわざわざ使用するのではなく、生活用水を再利用してください。

例えば、米のとぎ汁やお風呂の残り水や雨水を貯めておいて使用しましょう。

このようなことは地球環境について考えることにもつながっていきます。

打ち水をしようと思った方は、再利用できる生活用水があるのかということを確認してみてくださいね。

 

 

さいごに

今回は打ち水について歴史からやり方や効果まで紹介していきました。

現在環境がどんどん悪化していくという危機が発表されており、地球温暖化を悪化させないために地球のことを守るという運動も増えてきています。

この打ち水は電気などに頼らずにすることができるエコなのでぜひやってみてください!

 

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